東洋インキ 9月1日出荷分からオフセットインキ製品の価格改定を実施

東洋インキは9月1日出荷分から、オフセットインキ製品の価格改定を実施する。

オフセットインキの主原料である顔料・樹脂・溶剤・植物油は、世界的な景気回復により需給バランスが大きく崩れたことに安全・環境コストの増加も加わり、価格が高騰している。さらに、原油・ナフサ価格の高騰による容器など副資材が上昇し、人手不足を背景として物流コストも上昇を続けている。加えて、構造的な市場縮小が続き需要は年々減少を続け、生産コストは上昇を続けている。
このような状況の下、同社ではグローバル調達の推進による原材料調達の見直しや生産合理化を進め、コスト削減に取り組んでいるが、企業努力ではコスト上昇を吸収することは困難な状況だと判断し、安定した品質と供給責任を果たすため、価格改定の実施を決定した。

【価格改定 概要】

対象製品:オフセットインキ製品(オフ輪、枚葉、新聞)
価格改定幅:オフセット輪転・枚葉プロセスインキ  50~100円/kg
○○○○○○オフセット新聞インキ 30~100円/kg
○○○○○○調色、中間色、特殊、フォームインキ、添加剤等 20~30%
○○○○○○※ 一部、原材料や生産事情により上記改定幅と異なる製品あり
改定時期:2021年9月1日 出荷分より

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