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東印工組 コロナ禍の影響に関するアンケート実施

7月から9月の売上高(対前年比)と10月予想
7月から9月の売上高(対前年比)と10月予想

東京都印刷工業組合(滝澤光正理事長)は、メールアドレスを登録している組合員985社を対象に、新型コロナウイルスの影響に関するアンケート調査を実施し、157社から回答を得た。

7月から10月の売上高の予想では、対前年比71~80%以下が各月とも2割を占めた。特に8月は50%以下との回答が21.2%となった。一方、コロナ禍で順調に売上を伸ばしている組合員もあり、各月とも約10%が対前年比100%以上と回答している。

各月の詳細を見ると、売上高が70%以下の割合は7月が38.5%、8月が40.4%、9月が39.4%、10月予想が33.3%となった。

7月から9月の収益状況は、「大幅赤字」が36.5%、「赤字」が41.7%で、赤字の組合員が78.2%となった。「±0」は10.9%、「黒字」が9.6%、「大幅黒字」が1.3%となり、コロナ禍での厳しい経営状況が窺える。

10月から12月の収益予測では、「大幅赤字」が18.7%、「赤字」が49.0%、「±0」が18・.1%、「黒字」が12.9%、「大幅黒字」が1.3%となり、大幅赤字・赤字の合計は67.7%と引き続き厳しい状況だが、7月から9月と比較すると約10ポイント持ち直すと予測されている。

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