東京都・正英社 自己破産を申請(新型コロナウイルス関連倒産)
東京都葛飾区の株式会社正英社は、9月28日、東京地裁へ自己破産を申請した。負債は約4億900万円。
同社は、1972年に創業。アパレル副資材や下げ札、ラベル、小袋、小型パッケージ厚紙などのバーコード印字のほか、印刷全般を手がけていた。衣料品のタグなどの印刷を多数受注し、アパレル関係を主体としており、技術面やノウハウ、小ロットでの対応などで営業基盤を確立していた。しかし、得意先であるアパレル関連企業の不況に伴い、業況も悪化。新型コロナウイルス感染拡大の影響も重なり、先行きの見通しが立たなくなったことから今回の措置となった。