東京都 持続可能な社会を実現させるためのエシカル消費を推進するプロジェクト「TOKYOエシカル」スタート、パートナー企業・団体を募集
東京都では、“ちょっと考えて、ぐっといい未来”をスローガンに、これまで様々な「エシカル消費」を推進する取り組みを行ってきたが、この度、世界的なソーシャルアクションになってきている「エシカル消費」について、都民の理解と取り組みを広める活動、『TOKYOエシカルアクションプロジェクト』(TOKYOエシカル)をスタートした。
この取り組みのスタートにあたり、企業・団体とともにエシカル消費を推進するため「TOKYOエシカル」のパートナーとなる組織を募集している。今後、パートナーと一緒に、多くの都民が参加できる取り組みを実施していく予定。なお、この取り組みは「『未来の東京』戦略」を推進する事業の一貫として行われている。
「エシカル消費」とは、人や社会、環境に配慮して商品やサービスを選択することを意味する。東京都では、都民の誰もが日常的に行う「消費行動」を変えていくことが、令和12(2030)年までの国際目標であるSDGsの達成の重要なカギとなるとしている。
例えば、人や社会にやさしい取り組みとしては、福祉施設で作られた製品の購入、フェアトレード商品の購入などが考えられる。環境にやさしい取り組みとしては、消費期限の近い食品から購入したり、再生ポリやアップサイクル製品等を購入することも上げられる。また地球にやさしい取り組みとして、地元の産品の購入(地産地消)や被災地の産品の購入(被災地支援)などがある。
「TOKYOエシカル」の概要
同プロジェクトは、「エシカル消費」につながる取組を実施している企業・団体とネットワークを構築。それによりエシカル消費を日常にするための社会的ムーブメントを創出するとともに、エシカル消費を実践しやすい環境の整備を目指していく。
しかし、「エシカル消費」を知り、関心を持ち、行動するためには、何がエシカル消費につながるか、身近な場所で出来ることは何かといった情報を分かりやすく発信すると共に、実践できる環境を創ることも必要となってくる。
そこで東京都は、同プロジェクトの目的及び活動に賛同する企業・団体のエリカルな取り組みを一元的に発信。何がエシカル消費なのか、何をすればよいのかといった情報だけでなく、具体的な行動のきっかけや拡大に繋げていく。
< 「TOKYOエシカル」パートナー企業募集について >
応募受付期間(第1次):10月19日15時まで
パートナー発表時期:11月中旬頃から
応募方法:「TOKYO エシカル」ティザーサイト内の申込フォームから
https://ethical-action.tokyo/