東京紙器工組 紙の良さを知ってもらうイベント「切って貼って楽しく作ろう~紙はリサイクルの優等生~」8月23日・24日、東京・亀有で開催

東京紙器工業組合は、8月23日と24日、紙は環境によいということをPRするイベント「切って貼って楽しく作ろう~紙はリサイクルの優等生~」を、東京都葛飾区のアリオ亀有イベントスペースで開催する。
主に子供たちをターゲットにしたイベントで、紙は環境に良い素材であること、身近な物の多くに紙が利用されていること、正しい分別が正しいリサイクルに繋がることなどを、2種類の工作(ワークショップ)を通じて紹介し、楽しく作りながら紙や箱について学ぶ機会となる。

ワークショップの内容は、「オリジナルサンバイダー」と「オリイジナル貼り箱」を作る。
「オリジナルサンバイザー」(参加費100円)では、再生紙を使ったサンバイザーをキャンパスに、思い思いの絵を描いてもらい、オリジナリティ溢れるサンバイザーを制作できる。幼稚園、小学生低学年も参加しやすい簡単なワークショップ。
「オリジナル貼り箱」(参加費300円)では、普段は高級品が入って手元に届く貼り箱を、型紙から切り抜くところから組み上げ、デコレーションまでを自分の手で体験できる。カラフルなマスキングでデコレーションして自分だけの貼り箱を作る。小学生高学年にも最適な難易度が少し高いワークショップになっている。

世間一般の人たちのイメージでは、紙は木を伐採して森林破壊などにつながるので”環境に悪い”や、使い終わったら捨てて燃やされるだけで”全然エコではない”という印象を持たれがちである。しかし現在、日本は世界でも紙のリサイクル率が高く、古紙回収率が2021年時点で80%近くになっている。
中でも、紙器に多く使われている銘柄のコートボールは、古紙含有率が非常に高い製品で、コートボールが使用された紙器や、ヤレ紙は再び回収され、次の製品に生まれ変わっている。
また製紙メーカーにおいては、紙の原材料となる木を使うために、自社の保有林を設けて、計画的に木の生産を行っている。
このように”紙”は環境によいということを学び、紙を使った工作を楽しんでもらうためのイベントとして開催する。

<「切って貼って楽しく作ろう~紙はリサイクルの優等生~」開催概要>
日時:8月23日(金)~24日(土)12時~17時予定
会場:アリオ亀有2F ウインドコートオアシス
   (東京都葛飾区亀有3-49-3) *駐車場完備。JR「亀有駅」から徒歩5分。

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