東京・統商紙業 自己破産申請へ
東京都江東区の統商紙業株式会社は、6月18日、東京地裁へ自己破産を申請した。負債は2018年10月期末時点で約5億4,500万円。
同社は、1963年に設立した和洋紙卸業者。フォーム用紙を主体とした情報産業用紙、商業印刷用紙の二次卸を行うほか、印刷加工事業も行っていた。
しかし、近年はデジタル化の進展に伴い紙需要が減退。業容縮小を余儀なくされていたほか、取引先の倒産による焦げ付きも発生。年商に匹敵する過大な借入金も負担となり、今年2月末に事業継続を断念。その後、自己破産申請の意向を表明していた。