東京グラフィックス ワークライフ・バランスの事業報告行う
公益社団法人東京グラフィックサービス工業会は3月22日、東京都中央区のニッケイビルで、ワークライフ・バランスセミナー「ワークライフ・バランスで企業力アップ!」を開き、このほどまとめた、ワークライフ・バランス推進委員会の事業報告書をもとに、女性活躍推進、高齢者活用、若者の採用の定着、ワークライフ・バランスの各種助成金制度を紹介した。
東京グラフィックスは2014年から、東京都の課題解決型雇用環境整備事業を受託。女性、高齢者、若者の3つの部会に分かれ、会員企業の社員を対象としたアンケートによる実態と意識の調査、モデル就業規則案、就活生向けのビデオなどを制作してきた。また、就活学生向けの業界説明会やワークライフ・バランス推進のためのセミナーも展開した。今回、約1年半をかけた事業の集大成として事業報告書をもとにしたセミナーを開いた。
セミナーは、中小企業診断士の神田幸男氏が経営者・従業員の意識調査の分析、業務改善の事例、高齢者部会の倉沢弘道氏(創文社)が高齢者雇用(65歳継続雇用)、女性部会の中村真樹子氏が女性活躍推進のためのアドバイス、若者部会の中村盟氏が若者の採用と定着について、それぞれ解説。事務局からワークライフ・バランスの各種助成制度が紹介され、最後にワークライフ・バランス推進委員会の野上光之委員長が総括を述べた。