株式会社木元省美堂は第76回全国カレンダー展において、同社が制作・印刷を担当した株式会社松下産業の壁掛けカレンダーが、「銀賞」および「全国中小企業団体中央会会長賞」のW受賞したことを発表した。 一般社団法人日本印刷産業連合会・産経新聞社主催の全国カレンダー展は1950年（昭和25年）から開催されている。同展は受賞作品を中心に展示され、カレンダーの印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を公開することにより、文化向上に寄与したことを目的としている。

松下産業の壁掛けカレンダーは、本郷最後の旅館「鳳明館（本館、台町別館）」を中心に、明治〜昭和に建築され震災や戦災を免れた本郷の歴史ある建造物の現在の姿をモチーフとし、松下産業の創業の地である文京区本郷への思いを「変わっていくもの、変わらないもの」をテーマに表現。
また、各建造物の写真には魅力や歴史を解説する文章を添え、巻末には本郷エリアマップを掲載。地域散策を楽しみながら本郷の魅力を表現した内容となっている。写真を引き立てるシンプルなデザインと、書き込みやすさを考慮した日付部分のレイアウトで、機能性にも優れたカレンダーに仕上がっている。

2025年1月27日（月）から1月31日（金）まで大手町の東京サンケイビル（B1F・B2F）では、入賞作品の展示が行われる。1月27日（月）には入賞作品のチャリティ販売も実施予定。

詳細：https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=6259