昇寿堂 写真プリントの新しい表現「ピュア W プリント」発表会&写真展を開催

新しい写真表現を実現したピュア W プリントの披露写真展を開催
新しい写真表現を実現したピュア W プリントの披露写真展を開催

フォーム印刷会社の昇寿堂は、4月5日と6日、渋谷区千駄ヶ谷のレンタルスペースさくら・千駄ヶ谷で、「ピュア W プリント」発表会&披露写真展を開催している。

発表した「ピュア W プリント」は、表面・裏面に同一画像をズレなくプリントすることで、反射光と透過光の表現が1枚で楽しめる出力サービス(実用新案登録)。同社では、仕上がり品質には透明感があり、8Kに近い画質表現で、従来の写真プリントの楽しみを変える“写真イノベーション”を実現するものとして提案した。

昇寿堂の瀬戸良教社長
昇寿堂の瀬戸良教社長

今回、2日間にわたって開催している披露写真展では、プロカメラマンから協力を得て作品を展示。展示の中には、「ピュア W プリント」したもの、片面のみのプリント、通常のインクジェットプリントしたものという3つの出力の比較や、A4・B4サイズのカレンダーに仕上げたものなども展示して、魅力を紹介した。

「ピュア W プリント」は、透過して展示することで発色が上がるだけでなく、室内照明に反射することもないので、美しい画像をそのまま見ることが出来る。特にモノクロ画質は両面プリントすることで、これまでにない深い黒を表現できるようになるなど、高い色再現を可能としている。

披露写真展では、様々な写真が飾られ、高い表現力を実現するピュア W プリントが紹介された
披露写真展では、様々な写真が飾られ、高い表現力を実現するピュアWプリントが紹介された
ピュア W プリントで出力したもの、片面のみプリントしたもの、インクジェット出力したものの3つの皮質を比較して表現力の高さを紹介
ピュア W プリントで出力したもの、片面のみプリントしたもの、インクジェット出力したものの3つの皮質を比較して表現力の高さを紹介

「ピュア W プリント」は、他の出力方法では描ききれなかったデータをフルに再現できることもわかっており、高画質化しているカメラ機能を活かした表現を可能にする技術としても紹介している。

最近は、デジタルカメラの普及による写真撮影を趣味とする人口が増加しているほか、スマートフォンで多くの人が写真を撮るようになった。しかし、写真屋さんで紙焼きしたものや、プリントアウトした写真品質は、パソコンやスマートフォンの画面等のデジタルデバイス上で見た発色に至らないという課題があった。今回の「ピュア W プリント」は、そうした課題を解決するだけでなく、プロカメラマンの撮影技術がより発揮できる写真表現によりプロカメラマン市場に新たな価値を提供することと、写真愛好家にとってより楽しい作品づくりを提供するサービスにしていきたいとしている。

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