早和製本 御朱印帳の用紙部分の既製品「御朱印帳 蛇腹和紙」を発売
早和製本は、御朱印帳の中身だけの既製品「御朱印帳 蛇腹和紙」を発売する。
”御朱印”ブームの中、御朱印帳づくりは、地域に密着している印刷会社が取り組みやすい印刷物グッズのメニューとして注目されている。しかし、御朱印帳の中身である蛇腹折りされた用紙については、これまで職人技が必要な工芸的加工方式で行っていたため、 生産数が確保できず、慢性的に納期が厳しいことなどが課題となっていた。
新製品の「御朱印帳 蛇腹和紙」は、こうした蛇腹折りの部分の用紙供給への課題を解決する為に機械化に取り組み、製品化したもの。全く新しい造り方を考案し、自前の加工機を設計製造して試作を重ね、実現。 見た目においても、従来品とは見分けが付かない仕上がりとなっている。用紙も、同社製品の「墨が裏面に染み出ない御朱印帳」で使用している用紙を採用。特殊加工された紙なので、墨が浸透し過ぎずに裏面が汚れる心配を軽減しており、御朱印帳向けに抄造(しょうぞう)しているので書き味も損ねていない。
仕様は、1面サイズ縦177㎜×横117.5㎜で、購入者には蛇腹折りされた状態の用紙50冊分相当(約25冊分×2列)が、1箱に梱包された状態で納品される。そのため購入者自身が必要な頁でカットして表紙と製本するなどして使用する。
「御朱印帳 蛇腹和紙」は、カットして表紙を取付ければ御朱印帳が完成。 御朱印帳の材料として記念、限定、コラボ等の新企画御朱印帳の短納期対応に適しており、和紙 の機能を活かした書道や水彩画、スケッチブック、スタンプラリー、サイン帳等の画材からパラ パラ漫画や和風を表現できる材料まで、アイデア次第で様々な製品化が考えられる。
発売は2月中旬から。1ケース1万2,500円(税別)から発売。
早和製本㈱