日経印刷 PODのサービススペース「G-LABO」オープン
日経印刷は、同社のフラッグシップ工場であるグラフィックガーデン(東京都板橋区)内に、小ロットに最適なデジタルプリント・オンデマンド(POD)印刷に対応するデジタルプリントラボラトリー「G-LABO」を、8月から本格オープンした。
それに伴い9月8日、定例の工場見学会をG-LABOでの印刷実感見学会として開催し、顧客先やデザイナー・クリエイターなどにも披露した。
G-LABOの主な設備は、オープンスペースに設置しているカラープロダクションプリンタ「RICOH Pro C7110S」とカッティングプロッター「Mimaki CFL-605RT」に加え、壁を隔てたバックヤードに隣接しているデジタルファクトリースペースに設置しているカラープロダクションプリンタ「FUJI Xerox Versant 2100 Press」とモノクロプロダクションプリンタ「FUJI Xerox Nuvera 144 EA Production System」各2台。今後、デジタル後加工機を追加設置していく計画があるという。
なお、グラフィックガーデン内の製本ルームにはブックオンデマンドにも対応できる製本システム「ミューラ・マルティニ社 アレグロ」が設置されているのも特長。その他、グラフィックガーデン内の設備を最大限に利用することで、多様な印刷ニーズに対応できるようになる。
日経印刷の吉村社長は、「G-LABOを、制作・編集プロダクションや広告代理店あるいはデザイナー・クリエイターの人に気軽に使ってもらえる場所にし、情報コミュニケーションの源流となる場所へとしていきたいと思っております」と語っている。
【日経印刷グラフィックガーデン】
東京都板橋区舟渡3-7-16
*G-LABOの利用は営業担当者へ要問合せ