日本WPA 脱炭素チャレンジカップ2020で岡山県学童保育連絡協議会に“未来へのはばたき賞”
環境省、文部科学省などが後援する『脱炭素チャレンジカップ2020』の表彰式が、2月19日、東京大学本郷キャンパス内の伊藤謝恩ホールで行われ、一般社団法人日本WPA(田畠久義会長)が岡山県学童保育連絡協議会の「学童プレハブ-6℃作戦からの施設木造化の実現」に最優秀の“未来へのはばたき賞”を贈呈した。
脱炭素杯チャレンジカップ2020は今回で10回目を迎え、市民、企業・団体からジュニア、キッズまでの幅広い層を対象に、低炭素社会づくりや地球温暖化防止に取り組んでいる活動を発表するコンテスト。今回は1,425を超える応募団体から選ばれたファイナリストの28団体がステージ上でプレゼンし、グランプリをはじめ各賞が表彰された。
日本WPAは同イベントで岡山県学童保育連絡協議会「学童プレハブ-6℃作戦からの施設木造化の実現」に最優秀“未来へのはばたき賞”を贈呈。表彰式で田畠久義会長がプレゼンターとして登壇して表彰した。受賞した岡山県学童保育連絡協議会は、岡山市の学童保育プレハブ施設の環境改善に関する取り組みを
行った。環境改善をきっかけに岡山市で新築される学童施設の建設方針が「木造」となり、活動を全国に発信している。
環境大臣賞のグランプリには熊本県のNPO法人田舎のヒロインズ「農村地帯でのRE100化を目指す女性農家たちの挑戦」が受賞した。金賞は学生部門で京都府の京都府立木津高等学校ソーシャルビジネス研究班の「Kakishibuを世界基準に」、ジュニア・キッズ部門で長崎県のだいやエコクラブ長崎県の「こどもツーリズム・エコ式会社」、市民部門で大阪府のNPO法人いけだエコスタッフ「プラントベースレストラン「3RキッチンVegan」、企業・自治体部門で東京都の大東建託の「コンクリートから木へ。CLTで創る脱炭素社会の住まいと暮らし」が受賞した。