日本WPA カーボンオフセット5000トン達成記念で3社を表彰
一般社団法人日本WPAは、「カーボンオフセット5000トン達成記念表彰式」を8月10日、東京都中央区日本橋の東レ本社の日本橋三井タワーで開催し、最優秀賞にアインズ(株)、優秀賞に新日本印刷(株)、(株)栄光舎を表彰した。
カーボン・オフセットは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの削減努力を行うもので、どうしても排出される温室効果ガスについては排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資することで、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。欧州、米国、豪州等での取組みが活発で、日本でも取組みが拡がっている。
今回の表彰は、日本WPAが2009年2月に同事業を開始し、今年6月29日に累計5000トンを達成したことを記念しておこなわれたもの。菊判紙で2.7億枚を相殺し、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などの削減活動に貢献したことになる。日本WPAでは、会員32社が、このカーボン・オフセット事業に参画している。
表彰式で田畠会長は、「日本WPAは2009年から地球温暖化を抑制する環境活動や森林活動にカーボンオフセットで貢献してきた。4,000トンを2015年10月に達成したが、5,000トンの達成によりさらに大きな事業となった。地球温暖化により大雨や洪水の被害も起こっている。今後もカーボン・オフセット事業を盛り上げて地球環境保護、CO2削減に貢献していきたい」と挨拶した。
表彰された3社は、カーボンオフセット事業の中でも相殺量が秀でていた企業。最優秀賞のアインズは936トン、優秀賞の新日本印刷は821トン、栄光舎は636トンを達成。表彰式では田畠会長が表彰状とバタフライゴールドの記念品を贈り、環境活動を讃えた。