日本WPA 岡山・ファビオでセミナーと見学会開く
日本WPA(日本水なし印刷協会、田畠久義会長)は10月12日、岡山市南区新保のファビオ(池上鎌三郎社長)で、水なし印刷の見学会ならびに、パネルディスカッション「水なし印刷の導入・安定化への提言」、「ラベルEXPO視察報告」のセミナーを開催した。田畠会長は「水なし印刷の環境対応、高品質で培ってきた信用を築き、さらに高めるための活動、身近なメンテナンス、ラベルエキスポの視察報告など最新の情報を提供する」とセミナーの目的と事業の成果を強調した。
パネルディスカッションでは、サンエー印刷の吉川昭二常務が司会を務め、ファビオの池上鎌三郎社長、アインズの大森七幸社長、北東工業の東條秀樹社長、タケミの柴崎武士社長がパネラーとなって、各社が技術面、経営面から水なし印刷導入、そして安定化への提言を行った。続いて小川勇造事務局長が、ベルギーのブリュッセルで開催された「ラベルEXFPO」の視察報告を行った。
パネルディスカッション、セミナー、ファビオを見学した後、アークホテル岡山で懇親会が行われ、奥継雄副会長が「セミナーやパネルディスカッションを通して水なし印刷の新しい展望が開けてきた」と開会挨拶を述べ、情報交換と懇親を深めた。