日本WPA 低炭素杯2019で顕彰した佐渡総合高校GLAHSプロジェクトの続報紹介
日本WPAは、低炭素杯2019で、『日本WPA最優秀未来へのはばたき賞』を贈呈した「佐渡総合高校GIAHSプロジェクト」の活動について、続報としてホームページで紹介している。
続報では、「佐渡総合高校GIAHSプロジェクト」の成り立ち、佐渡における朱鷺の保護活動、「佐渡こしひかり」米の田植えから稲刈り収穫までの実習や、「佐渡こしひかり」を使ったおにぎりメニューの開発など様々な活動を行っていることも紹介している。
(http://www.waterless.jp/about/activity/archives/002992)
「佐渡総合高校GIAHSプロジェクト」のGIAHSとは、世界農業遺産のことで、国内で初めて認定されたもの。同プロジェクトは、2013年、佐渡総合高校の高校生が、「広げよう!朱鷺の舞う環境を!地域密着環境啓発プロジェクト」名で、佐渡島の環境改善活動を行う活動としてスタートした。プロジェクトメンバーは、毎年、「農産・加工系列」の2年生が引き継いでいる。なお、活動当初から佐渡市役所、新潟大学との連携の中で、高校生にふさわしい活動を継続している。
特に朱鷺の保護に関しては、環境悪化による野生の朱鷺の絶滅を受け、「生き物を育む農法」という厳しい基準の農法を多くの農家が実践することで、朱鷺の野生復帰が実現。島ぐるみで環境に配慮した農業に取り組んだことで国内初の「GIAHS」の認定を受けている。