日本HP 成長分野にデジタル印刷機Indigoなどグラフィック系事業を据える。
日本HPは1月13日、事業説明会を開き、パーソナルシステムズ事業とグラフィックソリューション事業の状況を報告した。
同社の岡隆史社長は2015年8月の分社化以降、“Keep Reinventing”(革新のその先へ)の理念を説明した上で、HPが「モノづくり企業」であることを示すとともに、日本の顧客に最適化した製品の提供を強調した。
2017年はコア事業としてパソコンとオフィスプリンタ、成長事業としてデジタル印刷機のIndigoやラテックス大判プリンタ、インクジェット輪転機、将来事業として3Dスキャナやプリンタを挙げた。とくにグラフィック系の事業については「3年先を見据えた時に最も伸びる分野」(岡社長)に位置付けた。