日本HP 商業印刷向けのデジタル印刷機にシルバーインキを追加、マージネットが採用
日本HPは、商業印刷向け「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」に対応する特色インキ「HP Indigoエレクトロインキシルバー」の販売を開始する。メタリックカラー印刷の実現により、アプリケーションの拡大や高付加価値サービスの提供を支援する。
同社はすでにラベル&パッケージ向け印刷機「HP Indigo 6900デジタル印刷機」向けに「HP Indigoエレクトロインキシルバー」を提供している。今回の発表により、商業印刷のアプリケーションでも、シルバーインキによる高付加価値デザインが使えるようになる。用途はグリーティングカード、結婚式の招待状、装丁、名刺、パンフレットなどが想定される。
「HP Indigoエレクトロインキシルバー」は、マージネット(和歌山県西牟婁郡)が提供する圧着はがき/DM制作サービスでの採用が決定している。同社の池田朗社長は、「ダイレクトメールにおいて高い訴求効果を発揮する圧着ハガキの製造を手掛ける弊社では、より訴求効果の高いシルバーインキを使用することによって、他社製品と差別化を図ると共にクライアントの期待値を超える商品開発を進める。また通常のカラー印刷に加えて、違いが一目でわかるシルバーインキはダイレクトメールのみならず、名刺や装丁、パンフレットなど、さまざまなアイテムへ気軽に効果的なアクセントを追加できると期待している」と述べている。