日本製紙連合会 7月紙需給速報発表、紙・板紙の国内出荷は前年同月比3.3%増、23ヵ月ぶりのプラス
日本製紙連合会は7月の紙需要速報を発表した。
紙・板紙の輸出は前年同月比42.6%増、4ヶ月連続のプラス。グラフィック用紙は135.9%増、4ヶ月連続のプラス。パッケージング用紙は20.0%増、4ヶ月連続のプラス。グラフィック用紙では、塗工紙を中心に印刷・情報用紙が東南アジア、南アジア、東アジア向けで増加。パッケージング用紙では、包装用紙、段ボール原紙、白板紙が東南アジア向けで増加。
主要品種別に見ると、新聞用紙の国内出荷は前年同月比5.8%減、38ヶ月連続のマイナス。印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比4.6%減、23ヶ月連続のマイナス。輸出は135.9%増、4ヶ月連続のプラス。包装用紙の国内出荷は前年同月比6.8%増、20ヶ月ぶりのプラス。輸出は47.0%増、4ヶ月連続のプラス。段ボール原紙の国内出荷は前年同月比7.3%増、2ヶ月ぶりのプラス。輸出は14.0%増、4ヶ月連続のプラス。白板紙の国内出荷は前年同月比8.8%増、2ヶ月ぶりのプラス。輸出は90.0%増、3ヶ月連続のプラス。衛生用紙の国内出荷は前年同月比5.7%増、2ヶ月ぶりのプラス。