日本製紙連 5月の印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比18.8%増、2ヵ月連続の増加
日本製紙連合会はこのほど、「2021年5月 紙・板紙需給速報」を発表した。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比9.4%増、2ヵ月連続の増加。グラフィック用紙は13.4%増、2ヵ月連続の増加。パッケージング用紙は8.1%増、3ヵ月連続の増加となった。
紙・板紙の輸出は前年同月比68.6%増、17ヵ月連続の増加。グラフィック用紙は60.3%増、2ヵ月連続の増加。パッケージング用紙は72.4%増、18ヵ月連続の増加。グラ フィック用紙は、塗工紙を中心に東アジア向けが増加。 パッケージング用紙は段ボール原紙を中心に東アジア、 東南アジア向けが増加している。
主要品目として、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比18.8%増、2ヵ月連続の増加。印刷用紙、情報用紙とも増加。輸出は 60.3%増、2ヵ月連続の増加。新聞用紙の国内出荷は前年同月比0.6%増、43ヵ月ぶりの増加。包装用紙の国内出荷は前年同月比8.8%増、2ヵ月連続の 増加。未晒、晒とも増加。輸出は8.9%増、9ヵ月連続の増加となり、全ての項目で増加した。