日本製紙連 3月の印刷・情報用紙国内出荷は3.6%減、20ヵ月連続の減少
日本製紙連合会はこのほど、「2021年3月 紙・板紙需給速報」を発表した。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比1.0%減、20ヵ月連続の減少。グラフィック用紙は3.2%減、52ヵ月連続の減少。パッケージング用紙は3.9%増、18ヵ月ぶりの増加。主要品種は段ボール原紙、白板紙を除き減少。
紙・板紙の輸出は前年同月比15.4%増、15ヵ月連続の増加。グラフィック用紙は1.9%減、3ヵ月連続の減少。パッケージング用紙は24.9%増、16ヵ月連続の増加。グ ラフィック用紙は、塗工紙が南アジア向けで減少。パッ ケージング用紙は段ボール原紙を中心に東アジア、東南アジア向けが増加。
主要品目として、新聞用紙の国内出荷は前年同月比2.0%減、41ヵ月連続の減少。
印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比3.6%減、20ヵ 月連続の減少。非塗工紙、塗工紙、情報用紙とも減少。輸出は1.9%減、3ヵ月連続の減少。