日本平版機材、ロミクスCS、テシコン 印刷品質評価ソフト「プレスマイスター」を発売
日本平版機材、ロミクスCS、テシコンの3社は、6月17日、印刷品質評価ソフトウェア「プレスマイスター」を発売する。開発元はカラードック。
「プレスマイスター」はX-rite 社製分光光度計eXact またはTECHKON 社製分光光度計スペクトロデンスと接続し、印刷物を測定することで色度図上にプロットし表示するソフトウェア製品。「基本測定」機能では各プロセスカラーのベタ部およびレッド、グリーン、ブルーと紙色を測定する事で、色度図に基準値との色差を表示する。複数回測定する事で最も基準値に近かった値を「最良値」とし、「最良値」の時の濃度値も表示される。この最良値を次回からの基準値として設定することも可能。
「拡張測定」機能では最大200 ポイントまでの網部をステップごとに測定する事で、2 つのサンプル間の色差を立体的に表示する。横軸をa* またはb* 方向に切り替えることで、全ての色の網%ステップごとの挙動もビジュアルに判定する事ができる。
両機能ともデータの保存およびプリントアウトが可能となっている。