日本フォーム印刷工業連合会は、６月２日、Web会議システムを活用して2020年度通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で会長に小林友也氏（小林クリエイト株式会社）を選出した。

新年度事業では、印刷産業の各社にとっての成長戦略としても展開している、ビジネスフォーム業界の価値向上実現のための『寺子屋プロジェクト』を継続して推進する。同プロジェクトでは、「経営力」「マーケティング力」「技術力」の向上へ向けた施策を実行し、会員企業が合同で学べる場での人材教育を通じて、総合的な発展を会員企業が図るべく事業を推進する。

新型コロナウイルス感染対策等への対応のため、Web会議システムなどのIT技術を有効活用しながら、事業を運営していく。

なお同会の昨年度の『寺子屋プロジェクト』としては、株式会社ライプニッツの山口周氏による“美意識”をテーマにした講演会をはじめ、スポーツジャーナリストの二宮清純氏によるスポーツで学ぶ人材育成の話など多様な記念講演会を開催。さらには、サーバントリーダーシップ、危機管理、コンプライアンス、DMなどをテーマにした連続講座、あるいはファンダメンタルマーケターやビジネスフォーム印刷技能研修会など、様々な角度から教育の場を提供した。