一般社団法人日本印刷産業連合会と産経新聞社の主催する全国カレンダー展の審査会が12月5日と6日の二日間、日本印刷会館で開催され、今年度入賞作品を決定した。

審査会にはクリエイティブ関係者としてデザイナーの浅葉克己氏らや学識経験者、後援団体関係者、広告団体、消費者団体と主催側印刷関係代表の計19人の審査委員が参加。投票による選考で各賞を決定した。また、今回から後援団体として一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会が加わり、審査員として出席している。

今回の応募点数は439点（前年455点）、金賞・銀賞の入賞は69点（前年66点）で、その中で最優秀と認められた大臣賞入賞作品は、以下の通り（作品名／発行者名）。

【第１部門】
＜経済産業大臣賞＞  Nissui Calendar 2024　特装版　㈱ニッスイ
＜文部科学大臣賞＞  All Roads Lead to Home　横浜ゴム㈱

【第２部門】
＜経済産業大臣賞＞  アンリ・マティスの生涯と筆跡カレンダー　ミサワホーム㈱
＜文部科学大臣賞＞  2024　SIGMAカレンダー　(株)シグマ

【第３部門】
＜経済産業大臣賞＞  ennui　㈱DNPコミュニケーションデザイン
＜文部科学大臣賞＞ 　Rebone Calendar 2024　㈱DNPコミュニケーションデザイン

展示会は、東京会場は2024年1月29日～2月2日に東京サンケイビル・ブリックギャラリーで開催され、同時に「明美ちゃん基金」のためのチャリティ販売も1月29～30日に実施する。また大阪会場は、2月20日～29日に平和紙業ペーパーボイス大阪で入賞作品を展示公開する予定。