日本印刷産業連合会は10月11日から11月17日まで、オンライン配信形式で「VOC排出抑制セミナー」を開催する。

セミナーは印刷業界から排出されるVOC（揮発性有機化合物）の削減並びに職場環境の改善を業界内に浸透させるため、2018年から毎年開催されており今年で5回目。VOCを適切に管理することは大気汚染防止だけでなく、職場環境の改善、悪臭問題の解消、コストの削減等の効果がある。セミナーでは、中小企業の皆様が取り組みやすいVOC排出抑制の具体的事例を紹介。また、労働安全衛生法等改正に伴い、これから必要になる対策等を説明する。

【講演内容】

①「VOC排出抑制における法的規制と最近の動向」
　　経済産業省　産業技術環境局資源循環経済課環境管理推進室室長補佐　大神 広記氏

②「グリーンプリンティング認証制度を活かした化学物質の自立的管理」
　　中央労働災害防止協会　大阪労働衛生総合センター所長
　　大阪市立大学名誉教授　　圓藤 吟史氏

③「自律的な化学物質管理とビデオばく露モニタリング」
　　中央労働災害防止協会　中国四国安全衛生サービスセンター　宮内 祐介氏

④「クローズドVOC回収システムについて」
　　高砂熱学工学株式会社　研究開発本部　カーボンニュートラル事業開発部
　　グリーンソリューション事業室　担当課長　河岡 将行氏

【開催要項】

・参加 無料
・会期 10月11日（火）～11月 17日（木）
・申込 https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=nekf-lhrbpa-b89d200278849577f94f4e443dd75a65