一般社団法人日本印刷産業連合会は９月16日、東京都千代田区のホテルニューオータニで、設立30周年記念式典・2015年印刷文化典を開催した。
冒頭、国歌斉唱に続き、日印産連の稲木歳明会長が挨拶。経済産業省商務情報政策局の安藤久佳局長が来賓を代表して祝辞を述べた。式典では、日本印刷産業連合会表彰として、凸版印刷㈱の足立直樹会長、㈱SCREENホールディングスの石田明取締役会長、富士フイルムホールディングス㈱の古森重隆CEO、大日本印刷㈱元副社長の猿渡智氏、㈱モリサワの森澤嘉昭相談役に印刷文化賞が贈られたほか、印刷功労賞、印刷振興賞の各受賞者を表彰。特別賞には、全日本印刷工業組合連合会、広島県印刷工業組合福山支部、山口県印刷工業組合青年部、第４回技能五輪国際大会の印刷職種代表選手・堀洸太氏が選ばれた。
第14回印刷産業環境優良工場表彰では、経済産業大臣賞の㈱笠間製本印刷をはじめ、21工場が各賞を受賞した。また、今回は日印産連30年を記念して、GP（グリーンプリンティング）環境大賞を創設し、より多くGPマークを表示した印刷物を発行した企業・団体に大賞ならびに準大賞を授与した。