日印産連、グランドデザイン元年スタート
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)は6月10日、東京都千代田区のホテルニューオータニで第30回定時総会を開催した。新年度を「グランドデザイン元年」と位置付け、このほど制定した「ミッション・ステートメント」のもと諸事業を展開する。
日印産連は前年度、グランドデザインの策定、労働安全衛生協議会の推進、環境政策の推進、経営課題への取組み、変化への対応を重点に活動をしてきた。常設7委員会が事業計画に基づき、既定の改訂や個人情報保護の研究、市場調査、広報活動を推進した。グランドデザインは、「業界の発展と国民生活文化向上への寄与」達成に向け、日印産連がより主体的に活動を続けていくための計画として策定。印刷産業の使命を明確にした「ミッション・ステートメント」のもと、設立30年を機に、環境変化も踏まえた日印産連の在り方、取組みテーマ、活動方法などの再構成、再構築に乗り出した。
新年度は「グランドデザイン元年」と位置付け、事業の見直し、運営組織・体制の再編成、委員会等の区分と業務分掌を整理する。