日印産連では、経済産業省が年に一度公表する「工業統計調査」の数値や、毎月公表する「生産動態統計調査」、各種団体が公表する統計調査の年合計の数値を基に印刷産業及びその得意先、資材・機材に関わる市場動向を年報「マーケティング・データ・ブック」としてまとめ、冊子として発行・販売してきた。
その一方、月報及び四半期報については、会員購読制の冊子として頒布してきた「印刷産業関連データ」を見直し、2020年４月から、「印刷産業Monthly Report」「印刷産業Quarterly Report」として発行。これについては日印産連Webサイト上に掲載し、無償でダウンロードできる形式で公開している。
月報および四半期報を発行するにあたっては、発行目的を収益事業と見做すことはせず、印刷業界の業界代表団体が果たすべき基本的な機能と捉え、多様なステークホルダーに対して印刷業界の業況を正確に伝えるという説明責任を果たすためのツールとして、定期的に公表するためのものと再定義している。しかし、年報については、同様な発行目的の見直しが行われていなかった。そこで今回、見直しを行い、それに合わせて掲載内容の見直しと、日印産連Webサイト上に掲載し、無償でダウンロードできる形式で公開することとした。

「印刷産業Annually Report」
判型・ページ数：A4判、表紙込み30ページ
発行形式等：PDF形式（カラー）
発行方法：日印産連Webサイト「印刷市場の動向」の「年次動向」ページに無償でダウンロード可能なPDF形式のデータとして掲載して発行

日本印刷産業連合会Web サイト内「年次動向」
https://www.jfpi.or.jp/topics_detail6/id=4674