日印産連 北島義斉氏（大日本印刷・印刷工業会）が会長に就任 『Change Together』の提言実現へ
（一社）日本印刷産業連合会は6月16日、東京都千代田区のTKP大手町カンファレンスセンターで第37回定時総会および2022年度第２回理事会を開催し、任期満了に伴う役員改選で北島義斉氏（大日本印刷㈱・印刷工業会）を会長に選任した。
北島会長は就任挨拶で、「コロナ禍で人々の暮らしや働き方が大きく変わった難しい環境の中で、藤森康彰前会長はいち早くアフターコロナを見据え、『アフターコロナプロジェクト』を立ち上げ、その内容をまとめた冊子『Change Together』で10団体の提言を発信した」と藤森前会長に敬意を表し、「今後もコロナの影響の長期化に加え、国際情勢の不安定化による原材料、エネルギーの価格高騰など厳しい状況が続くなかで、日印産連は『Change Together』の提言の実行に向け、会員10団体とそこに所属する企業の皆様が互いに連携を深め、感動と夢を与える新しい産業の実現を目指していく」と所信を表明した。
日印産連は今年度、①ステアリング・コミッティ（運営委員会）の機能・運営を刷新、②SDGsを活動の柱に位置付け、委員会・部会活動を再編、③10団体からの委員派遣の負荷を軽減（派遣人数を削減）の基本方針を掲げ、事業計画を策定する。
また、重点施策としては、「新たな『グランドデザイン』の策定」「SDGsの推進」「地球環境保全施策の推進」「DXの推進」「『取引適正化』の推進」の５つを標榜している。
【新年度役員（敬称略）】
会長 ：北島義斉（印刷工業会）
副会長：堆誠一郞（印刷工業会）、滝澤光正（全日本印刷工業組合連合会）、小谷敬二（日本フォーム印刷工業連合会）
専務理事：小澤典由（専従）