日印産連 個人情報保護の最新情報と対策学ぶ
一般社団法人日本印刷産業連合会の情報セキュリティ部会主催の個人情報保護研究セミナーの第2弾となる「個人情報保護の最新情報の理解とサイバー攻撃脅威への備え」が3月22日、東京・新富町の日本印刷会館で開かれた。
セミナーでは、慶應義塾大学総合政策学部の新保史生教授が「改正個人情報保護法の詳解」、NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会の山田英史氏（㈱ディアイティ セキュリティーサービス事業部長）が「高度化するサイバー攻撃に備えて～予防・防御では間に合わない最近のセキュリティ事情とその対策～」をテーマにそれぞれ講演した。
新保教授は昨年、改正された個人情報保護法のポイントを説明。引き続き、山田氏がサイバー攻撃や内部不正による情報流出について触れ、侵入されていることを前提に考えた対策の必要性を強調。いち早く異常を検知するための検知・監視方法のポイントを紹介した。