日印産連 「オフセット印刷サービス」グリーン基準及び「スクリーン印刷サービス」グリーン基準を2月20日より改定
(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、北島義斉会長)は2月20日、印刷製品のGP認定に係るグリーン基準の一部を改正した。
日印産連が運営するGP(グリーンプリンティング)認定は、環境に配慮した印刷工場・事業所、印刷製品、印刷用資機材を認定する制度。
2023年12月22日、国及び国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)に基づき環境負荷の低減に資する原材料、部品、製品及び役務の調達を総合的かつ計画的に推進するための基本的事項を定める基本方針(「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」)が閣議決定された。この中で、「塗工されていない印刷用紙、塗工されている印刷用紙」に関して、古紙パルプ配合率の最低保証の撤廃、管理木材パルプの重み付けの設定(古紙・森林認証材・間伐材等パルプとその他の持続可能性を目指したパルプの中間の評価)、管理木材パルプを含めた5種類のパルプのみ使用可、総合評価値を 70以上から80以上への引き上げが行われた。
日印産連はこれを受けて、2月20日、「オフセット印刷サービス」グリーン基準及び「スクリーン印刷サービス」グリーン基準についてもグリーン購入法に準じた改定を2024年2月20日付けで実施した。
なお、各グリーン基準は、日印産連ホームページに掲載されている。