文化通信社 第4回「ふるさと新聞アワード」最優秀賞決定 全国の地域紙70紙から選ばれたのは「丹波新聞」

株式会社文化通信社は11月11日、全国の市町村単位を発行エリアとする地域紙(ローカル紙)の優れた記事および記者を表彰する第4回「ふるさと新聞アワード」の受賞者を決定した。
最優秀賞に選ばれたのは兵庫県丹波市の「丹波新聞」。その他に優秀賞が3件、準優秀賞が10件選ばれている。

「ふるさと新聞アワード」とは、2021年から毎年開催している国内唯一の地域紙のためのアワード。文化通信社内にある全国の地域紙が集まる図書館「ふるさと新聞ライブラリー」に寄贈されている約70紙の地域紙から選ばれる。

今回、丹波新聞が最優秀賞に選ばれたきっかけとなったのは今年1月1日に発生した「石川県能登半島地震」についての記事で、2024年2月15日から2月25日までの間に掲載されたもの。兵庫県丹波市の地域紙の記者が、能登在住の丹波地域出身者への取材や、事前に連絡を取り合いつながっていた人たちから求められた物資を届けるために現地入りして書いたルポ記事で、避難所の様子やボランティアのあり方なども問題提起するなど、地元地域にも大いに参考になる記事として高く評価された。

「丹波新聞」授賞記事 :シリーズ「能登半島ルポ~激震の爪痕の中で」1.~4.
第4回「ふるさと新聞アワード」受賞紙・記事タイトル一覧

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