愛知・アートワークナカハラ 破産手続き開始決定受ける(新型コロナウイルス関連倒産)
愛知県西尾市の有限会社アートワークナカハラは、7月19日、名古屋地裁岡崎支部より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。負債額は、約5,000万円。
同社は、1964年に創業した印刷業者。西尾市を中心にパチンコホール向けのチラシのほか、はがき、伝票、名刺の印刷を手がけていた。しかし、パチンコホールの減少やペーパーレス化の進行もあり受注が減少。新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注減に拍車がかかった。固定費の削減を進めたが業況は回復せず、資金繰りがひっ迫し、見通しも立たなくなったことから事業継続を断念。今回の措置となった。