弘報社 LED-UV搭載A全機を導入導入記念でマーケティングゼミ開く
株式会社弘報社(千葉県緑区、吉田良一社長)はこのほど、リョービMHIグラフィックテクノロジーのLED-UV乾燥システム搭載A全判4色オフセット印刷機RMGT940を導入し、即乾印刷による特殊原反対応を強化した。最新オフセット印刷機導入を記念して、5月11日、同社で取引先や近隣企業を招いて、マーケティング・ゼミを開催した。
マーケティグ・ゼミでは、読売ISの橘田大介第1営業本部長が『激減する新聞購読者 新しい折込戦略はこれだ!』、ウィズの老田歩常務執行役員が『リアルネットの融合マーケティング』、RMGTの安田晃二氏が『次世代UV乾燥システムLED-UVの可能性』を演題に講演した。セミナー後は、工場に移動し、導入したRMGT940を披露した。
今回、同社が導入したRMGT940は、A4の8面付けの出力が可能なA全判オフセット印刷機。最大紙幅940㎜に対応し、毎時1,5000枚の高生産性を誇る。紙厚は0.04~0.6㎜に対応。LED-UV乾燥システムを搭載することで、紙だけでなくアルミ蒸着紙やレンチキュラー、クリアファイルなど特殊原反への印刷を可能にする。
最新機導入について吉田良一社長は「RMGT940は、生産機としての置き換えだけでなく、実験機として導入した。当社は広告、出版など事業領域が拡大している。これから紙媒体はもちろん、色々なものを作れなければならない。そのための武器になる」と導入の狙いを語った。