Home 業界

岡部康彦氏の旭日双光章受章を祝う

謝辞を述べる岡部氏(左)と夫人
謝辞を述べる岡部氏(左)と夫人

平成30年秋の叙勲で旭日双光章を受章した岡部康彦氏(北海道印刷工業組合元理事長、現顧問、北陽ビジネスフォーム代表取締役会長)の「旭日双光章受章祝賀会」が12月15日、札幌市中央区の札幌パークホテルで開催され、各界から約140人が出席して同氏の長年の功績を讃えた。

岡部康彦氏は、昭和54年2月、ビジネスフォーム印刷を主力製品とする北陽ビジネスフォームを設立し、代表取締役社長に就任、社業の伸展を図りながら後継者の育成に努め、平成23年4月代表取締役会長に就任した。また社業のさらなる充実を図るため、平成11年5月、一般印刷を主力製品とする北診印刷に出資し、代表取締役社長に就任した。
業界団体では、平成8年5月から北海道印刷工業組合理事、平成10年5月から副理事長、平成16年5月から平成26年5月まで理事長、以降は顧問に就任。平成16年5月から全日本印刷工業組合連合会常務理事、平成26年5月から参与に就任し、北海道のみならず全国の印刷産業の振興発展に尽力し、業界の組織強化と経営基盤の確立に努めた。このほか北海道中小企業団体中央会常任理事、札幌商工会議所情報メディア副部会長、北海道印刷関連協議会会長、北海道印刷工業厚生年金基金理事長を歴任した。

岡部康彦氏旭日双光章受章祝賀会
岡部康彦氏旭日双光章受章祝賀会

祝賀会は北海道印刷工業組合理事長、北海道印刷関連協議会会長の岸昌洋氏、北海道フォーム印刷工業会会長の渡辺淳也氏、北陽ビジネスフォーム社長の永野修一氏、北診印刷常務取締役の高橋一昌氏が発起人となって行われた。
発起人代表で岸昌洋理事長は「北海道印刷業界の発展に寄与されてきた。業界指導者、経営者の大先輩として、輝かしい経歴に敬意を表し感謝したい」と挨拶を述べた。
来賓の北海道経産局の岡出直人地域経済部長は官公需取引の適正化とグリーンプリンティングなど環境問題への貢献を讃え、北海道経済部の倉本博史部長(高橋はるみ知事祝辞代読)、札幌市の町田隆敏副市長、全印工連の臼田真人会長が祝辞を述べた。
臼田会長は「全印工連常務理事として業態変革などの業界指針に大きな貢献をいただいた。さらに2012年の全印工連北海道大会の開催の精神は脈々と受け継がれている」と賛辞を送った。
発起人の各氏からの記念品、2人のお孫さんから花束贈呈の後、岡部康彦氏は「この度の叙勲は北海道の印刷関連業界の皆様にいただいたもので、あらためて感謝を申し上げたい。本年は創業40周年、そして平成最後の年に叙勲という二重の喜びとなった。私は幸せな男であり、今後とも業界発展のために尽くしたい」と謝辞を述べた。
北海道中小企業団体中央会の尾池一仁会長の発声で祝杯をあげた。祝宴でも北海道印刷工業組合の板倉清前理事長、サクマの池田哲会長、ミヤコシの宮腰巌会長、北陽ビジネスフォームの永野社長が祝いの言葉を贈り、岡部氏が各テーブルを周って感謝の言葉を伝え、最後に日本フォーム印刷工業会の山口実専務理事が祝い締めを行った。

関連記事

最新記事