山陽製紙 秋の行楽シーズンに持って行きたい! 不用コピー用紙をアップサイクルしたイチョウ柄レジャーシート新発売 

紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社では、不用コピー用紙のアップサイクルサービス「PELP!」の新製品として、再生紙レジャーシート「ピクニックラグ」のイチョウ柄を作成した。付属用紙には二次元コードがついており、読み取ると、どの企業・団体で集められた紙でできているかを確認することができる。
イチョウ柄レジャーシートは、同社オンラインサイトRepepa(リペパ)等で販売している。

使い捨てない再生紙のアップサイクルレジャーシート

山陽製紙では、2016年より、クラフト古紙でつくる工業用クレープ紙の特徴を活かした「crep(クレプ)」というブランドで、再生紙レジャーシート「ピクニックラグ」を販売している。この「crep」の素材と不用コピー用紙を混ぜ合わせ、ラミネート加工を施し、再生紙レジャーシートを作成した。

使用した不用コピー用紙は、同社のアップサイクルサービス「PELP!(ペルプ)」で会員企業から回収したもの。不用コピー用紙を配合したこの素材を「PELP!クラフト」と呼んでいる。
クラフト古紙を主原料とするcrepと比べると、PELP!クラフトの紙は色が白く、やわらかい質感が特徴。「crep」と同様に、繰り返し使うことができる。また、「PELP!クラフト」の「ピクニックラグ」は、「KAMITORE(カミトレ)」という紙のトレースシステムにより、商品に付属のQRコードを読み取ることで、紙の排出元(企業)も追跡できる。

不用コピー用紙をアップサイクルしたイチョウ柄レジャーシート
商品に付属している二次元コードを読み取ることで、紙の排出元(企業)を追跡できる。

なお、今年の3月には同シリーズ第1弾として「サクラ」柄を発売した。今回のシリーズ第2弾では、秋になるときれいに黄葉する「イチョウ」柄をチョイス。季節を楽しみ、自然に触れることで、自然を大切にし、心も体もリフレッシュできるような豊かな時間を過ごすきっかけになればと考えて制作されている。

販売店舗:紙と暮らす、エシカルストア『Repepa(リペパ)』
     https://repepa.com/

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