山櫻 クラウド名刺発注管理サービス「corezo」導入事例を公開 納品期間が約3日に短縮、スムーズな発注フロー、環境への配慮で企業イメージ向上
株式会社山櫻は、同社が提供するクラウド名刺発注管理サービス「corezo(コレッソ)」の導入事例として、株式会社日産アークの活用事例を紹介する記事を公開した。名刺発注に課題を抱える企業に向け、他社の導入事例を通じてITツール活用の知見を広げる狙いがある。
「corezo」は、紙の名刺とデジタル名刺を一つのシステムで発注・管理できるクラウド型サービスである。インターネット環境があれば、いつでもどこでも発注・承認が可能で、テレワーク導入企業にも適している。発注フローの柔軟な設定が可能で、従業員による直接発注や、承認プロセスのカスタマイズにも対応。これまでに1,500社以上が導入し、100万人を超えるビジネスパーソンが利用している。
■日産アーク 既存システムからの移行もスムーズに
日産アークは、業務の効率化の一環として名刺発注システムの見直しを進め、複数のサービスを比較検討した結果、柔軟な承認ルート設定や直感的なインターフェースを備えた「corezo」を採用した。さらに、名刺デザインの自由度や、山櫻の印刷技術も評価され、既存システムからのスムーズな移行を実現した。
同社では、社員データのインポートや名刺情報の集約が容易であり、移行作業の負担が少なかった。新システムの運用開始に先立ち、専用マニュアルを作成し、社員向けの環境整備を実施。導入時には「corezo」のサポートチームが対応し、スケジュール通りの運用開始を可能にした。
また、名刺は企業の「顔」としての役割を持つことから、デザインや用紙選びも重視された。多くの名刺発注システムがケント紙に限定される中、「corezo」では環境に配慮した多様な用紙を取り揃えている。日産アークは、リサイクル可能な高級感のあるタンザニアコットンを採用し、環境配慮の姿勢を強調した。
「corezo」導入後、日産アークにおいては、従来約1週間を要していた名刺の納品期間が約3日に短縮され、システム移行に伴う負担が軽減されることでスムーズな発注フローが維持されたほか、環境に配慮した用紙の採用により企業イメージの向上にも寄与している。さらに、社内の休憩スペース整備や福利厚生の充実といった他の改善施策との相乗効果も生まれ、職場環境の向上にも貢献している。