富士BI デジタルカラー複合機「Apeos」シリーズ、欧州地域での販売を4月下旬より本格的に開始、イタリアから順次拡大
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、4月下旬より、デジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を、欧州地域で本格的に開始する。
同社はまず、イタリアから現地販売代理店を活用して販売をスタートし、同シリーズの販売エリアを欧州地域で順次拡大していく。
同社は、2021 年 4 月より富士フイルムブランドでの商品販売を開始し、これまでアジアパシフィックに限られていた海外での販売エリアを広げてきた。現在、デジタルカラー複合機では、アジアパシフィックの他、主に中東・南米・アフリカで販売を拡大。また、商業印刷向けのプロダクションプリンターでは、富士フイルムの販売チャネルを活用して既に欧州地域に進出している。
今回、欧州地域で本格的に販売を開始するデジタルカラー複合機は、A3 および A4 サイズ対応の「Apeos」シリーズ計 3 機種。
「Apeos」シリーズは、低温定着性を有する Super EA-Eco トナーの採用で、トナー定着時の消費電力の低減など、欧州で重要視されている環境負荷低減へ貢献する。また、強固なセキュリティー機能を実装し、ユーザーの業務品質を向上する。同シリーズのブランドロゴには、「ユーザーのゴール・課題解決への架け橋となる」という意味が込められている。
今回、同社は、イタリアより販売をスタートし、イギリスやフランス、スペインへと欧州地域での販売エリアを拡大していく。イタリアは既に現地販売代理店と契約し、イギリス、フランス、スペインについても現地代理店を活用する予定。