富士フイルムHD Revoria XMF PressReadyなど26製品が「iFデザイン賞2025」受賞 印刷機や医療機器など業務用製品の優れたデザインが高評価
富士フイルムホールディングス株式会社は、ドイツ・ハノーバーで開催された「iFデザイン賞2025」において、ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」、インスタントカメラ「instax™チェキ」シリーズ、医療機器、複合機など、幅広い事業分野にわたる26製品が受賞したと発表した。同グループとしては21製品が選出され、5年連続で20製品以上の受賞を達成した。
「iFデザイン賞」は1953年創設の国際的デザイン賞で、ドイツの「レッドドット・デザイン賞」やアメリカの「IDEA賞」と並び、世界三大デザイン賞の一角を占める権威ある賞として知られている。富士フイルムは、機能や性能の追求はもちろん、その優れた特徴を最大限に生かす美しいデザインにもこだわり、製品開発を推進している。
■受賞製品の一例
今回の受賞製品には、デジタル印刷ワークフローソフトウェア「Revoria XMF PressReady」をはじめ、ApeosシリーズのA3・A4デジタルカラー複合機およびプリンター製品群、1.5テスラ超電導MRIシステム「ECHELON Smart ZeroHelium」や気管支用スコープ「EB-710XT」など、業務用途を中心とした製品が多数含まれている。
また、カメラ分野からは、高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100VI」および「Limited Edition」モデル、ミラーレス機「FUJIFILM X-T50」「X-M5」、交換レンズ各種が選出。インスタントカメラ「instax™(チェキ)」シリーズやスマートフォンプリンターも含まれており、プロフェッショナルユースからコンシューマー向け製品に至るまで、富士フイルムの幅広いデザイン力が評価された結果となった。
■今後の展開
富士フイルムホールディングスは、これまで以上に簡単・快適な操作性や携帯性に徹底的にこだわった製品デザインで、新たな価値創出を目指す。グループ各社は今後も、優れた機能性と美しい外観の両立に注力し、日常を豊かにする革新的な製品の開発を進めていく。
instaxおよびチェキは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標。