富士フイルムBI ＆Ｊリーグ　「FUJIFILM SUPER CUP」を２月12日に開催、初のオンライン生配信も

2022.1.18

富士フイルムビジネスイノベーション（以下、富士フイルムBI）と公益社団法人日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）は、１月17日、2022年大会開催に関する記者会見を行った。

会見には、Ｊリーグチェアマンの村井満氏、富士フイルムBI 代表取締役社長・CEOの真茅久則氏と、「FUJIFILM SUPER CUP 2022」大会アンバサダーを努める中村憲剛氏（元川崎フロンターレ所属・元日本代表）と阿部勇樹氏（元日本代表・現浦和レッズユースコーチ）が出席し、大会の魅力や試合への期待などを語った。

村井チェアマンは、開催できることの喜びを語り、真茅社長はサッカーを“世界の人々と感動を共感しあえるコミュニケーションの一つ”と捉えて協賛してきたこと、困難な時代こそ人々を元気づけるスポーツの力が求められていることなど、大会への期待を語った。

会見に同席した「FUJIFILM SUPER CUP 2022」大会アンバサダーを努める中村憲剛氏と阿部勇樹氏は、いずれも選手時代は元日本代表を務め、本大会で対戦マッチをするチームに所属し、盛り上げてきたという経緯がある。その経験から、いずれも負けられない試合であり、熱戦が期待できると語った。

今回の「FUJIFILM SUPER CUP 2022」は、新たな試みとしてインターネットでの生配信も行われるほか、会場はグリーン電力を使用するなど、社会環境へも配慮した取り組みも行う。

中継については、テレビ中継は日本テレビ系の全国ネットによる生中継、インターネット配信は、TVerで生配信される。また海外向けにＪリーグ公式インターナショナル版YouTube 他での生配信・生中継を予定している。これらにより、会場に訪れることができない全国のサッカーファンも、リアルタイムで試合を観戦できる。

またグリーン電力の使用とは、風力や太陽光など再生可能エネルギーによる電気の環境付加価値を「グリーン電力証書」という形で取引するもの。今回は、富士フイルムBIが所有する「グリーン電力証書」（日本自然エネルギー株式会社発行の風力発電によるもの）を活用する。これにより、会場で使用する全電力（約19,000 kWh）を再生可能エネルギーでまかない、地球温暖化対策の一助とし、環境への関心を高めることを目指す。

さらに２月12日には、試合会場となる日産スタジアムにおいて、Ｊリーグと富士フイルムBIとの協働でフードドライブを実施。この取り組みは、コロナ禍における地域社会の課題を解決するためのサステイナブルアクションとして行うもので、地域の未来を担う若者や子育て家庭の貧困問題に資するものとして、提供可能な食品の寄贈を受け付ける。なお、提供者先着1,000人には、サンクスカードを配布する。

提供してもらいたい食品は、「賞味期限が明記され、２か月以上あるもの」「常温で保存できるもの」「未開封のもの」。対象となるのは、穀類（米、小麦粉など）、缶詰、インスタント・レトルト食品、お菓子、調味料、乾物（乾麺、海藻など）、飲料など。

試合が行われる同日の午前中（10時20分キックオフ）には、同じく日産スタジアムで、川崎フロンターレ U-18 対日本高校選抜とのNEXT GENERATION MATCHも行われる。