富士フイルムBI 幅広い用紙対応力で印刷ビジネスを拡大するプロダクションカラープリンター「Revoria Press EC1100」「Revoria Press SC180 / SC170」発売へ
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)は、プロダクションカラープリンター「Revoria Press(TM) EC1100」ならびに「Revoria Press(TM) SC180 / SC170」の2機種3モデルを、国内で 4月3日から発売する。
印刷業や企業内印刷における、カタログやマニュアル、販促物などの多品種・小ロット・短納期の出力ニーズに対し、デジタル印刷ならではの柔軟性で応える。
主に印刷業などプロ市場向けの「Revoria Press(TM) EC1100」は、印刷速度が毎分100ページ、企業内印刷やオフィスユースにも適応する「Revoria Press(TM) SC180 / SC170」は毎分80ページ と毎分70ページの高生産性と高画質を両立している。
用紙の厚さは52g/㎡の薄紙から400g/㎡の厚紙まで、サイズは98×148㎜から最大330×1200㎜の長尺用紙まで対応する。さらに、エアーサクション給紙トレイにより、紙粉の多い用紙やパウダーを使用したプレプリント紙、凹凸用紙や密着しやすいコート紙など、給紙のストレスになりやすかった用紙も安定した搬送が可能となっている。
また、新商品では印刷オペレーターのスキルに依存することなく、印刷物の色を容易に再現するカラーマネジメント機能を提供。印刷時の色合わせ作業の手間を軽減しながら、印刷物の品質維持を実現する。
ディスプレイ上で印刷物の色を忠実に表示する「Color Profile Maker for Display」
ディスプレイにRGBの色域で表示されるデータは、印刷するとCMYK色域で表現されることから、データと印刷物の色が異なる場合があり、従来はテスト印刷を繰り返してデータの色を調整する作業が必要だった。
新開発のカラーマネジメント機能である「Color Profile Maker for Display」は、ディスプレイの色を補正し、印刷物の色を忠実に表示することで、色確認をするテスト印刷の手間が軽減され、効率的に色合わせができる。
過去の印刷物の色を読みとり再印刷が可能
「Revoria PressTM SC180 / SC170」には、プリンター本体のスキャナーを使用して過去の印刷物や他機種で出力した印刷物を読み取ることで、その色を再現して印刷できる新開発の機能を搭載。カタログや販促物などを増刷する際に、過去の印刷物と色を合わせて簡単に再印刷できる。
AI(人工知能)による写真画質の最適化
上位モデルの「Revoria PressTM PC1120」で好評を得ている、AI(人工知能)による写真画質の補正機能をいずれのモデルにも搭載。写真画像1枚ごとに暗すぎる/明るすぎる、逆光、人物/青空の色味が悪いなど、写真のシーンに適した画像補正をAIが自動的に行い、美しく印刷する。