富士フイルムBI 効率的なマーケティングを実現するクラウド型プラットフォーム「Revoria Cloud Marketing」発売、広告データ・WEBサイト分析が容易に、AIによる課題発見が可能

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、7月17日、データの分析サポートやAIによる課題発見で、企業のマーケティング業務の効率化を実現するクラウド型プラットフォーム「Revoria Cloud Marketing」の提供を開始する。

同製品は、複数の広告プラットフォームを横断した広告の効果分析や、WEBサイトのアクセス解析によって、コンバージョン率(以下、CVR)改善に向けた課題を明確化することで、企業のマーケティングDXを支援する。

「Revoria Cloud Marketing」のサービス構成図(点線箇所は2024年10月リリース予定)「広告運用」機能と「WEBサイト改善」機能により、企業のマーケティングDXを支援。広告プラットフォームやアクセス解析ツールと、「Revoria Cloud Marketing」を連携させることで、各種レポートの自動作成や、WEBサイト上の課題発見を可能とする。

「Revoria Cloud Marketing」は、「広告運用」と「WEBサイト改善」機能により、企業のマーケティングDXの推進をサポートするクラウド型プラットフォーム。「広告運用」機能では、ビジネスインテリジェンス(以下、BI)を活用することで、複数の広告プラットフォームを横断的に分析したレポートの自動作成ができる。「WEBサイト改善」機能では、AIがWEBサイト上の課題や改善箇所を発見し、着手すべき課題を明確化することで、デジタルマーケティングに取り組む企業のマーケターが直面する課題解決をサポートする。

また、これまでのデータマーケティングでは、現状把握や改善施策を検討するために、複数の広告プラットフォームやアクセス解析ツールなどに散らばったデータを抽出・統合し、レポートにまとめ分析する必要があった。

同製品は、複数の広告プラットフォームを横断的に分析したレポートと、WEBサイトのアクセス解析レポートを組み合わせ、ダッシュボード上で確認することを可能とし、企業のマーケターが直面する課題を解決する。

■「Revoria Cloud Marketing」のサービス内容

【広告運用】機能

BI により、複数の広告プラットフォームを横断的に分析したレポートの自動作成が可能。2024年10月以降は、複数の広告プラットフォームと「Revoria Cloud Marketing」を連携することで、「Revoria Cloud Marketing」からの広告配信が可能になり、簡単な操作で広告運用業務に慣れていない企業の作業工数削減に貢献する。また、広告運用の予算をAIが最適化し、提案する機能も提供予定。

【WEBサイト改善】機能

CVR改善に向けた課題点をAIが提示する。「WEBサイト改善」機能のBIによる分析で、標準的なレポートから全体像を掴み、「効率的なCVR改善に向けた課題箇所はどこか」をAIが分析。AIがWEBサイト上のデータや過去の傾向を分析することで、WEBサイト上の課題を発見する。

【広告運用】と【WEBサイト改善】機能の組み合わせ

「広告運用」機能によるBIで、各種WEB広告やオフライン広告の分析レポートを自動作成し、複数の広告媒体のデータを横断的に抽出、統合、ビジュアル化の工数を削減。また、「WEBサイト改善」機能により、WEBサイトのアクセス解析レポートを自動作成。広告運用とWEBサイトの分析レポートをダッシュボード上で組み合わせ、確認することができる。

【その他横断的な機能】

クライアント企業のマーケティング活動を支援する広告業や印刷業などの企業向けに、複数の案件を一つのクラウド上で管理できるマルチテナント機能を提供する。この機能では、クライアント企業ごとに「Revoria Cloud Marketing」の作業環境を個別に構築し、案件ごとに操作環境を切り替えながら、安全かつ効率的に作業を進めることができる。「Revoria Cloud Marketing」を使ってクライアント企業の広告運用業務からWEBサイト分析を支援することで、業務効率化と収益増加につなげる。

■販売価格
広告運用機能:3万円/月~
WEBサイト改善機能:3万円/月~

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