富士フイルムBI 中国・連結子会社への持分譲渡を中止に
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)は、2022年7月20日に発表していた、同社連結子会社FUJIFILM Business Innovation (China)が保有する、主に中低速の複合機・プリンターを生産するFUJIFILM Business Equipment Shanghai(中国上海市、以下、同工場)の全出資持分の、億和集団有限公司(以下、EVA社)傘下の億和精密工業(威海)有限公司(以下、EVA威海)への譲渡を中止※1する。
この度の譲渡の準備過程において、同工場従業員の早期退職希望者が想定以上の人数に達し、同工場の今後の稼働見通しが不透明になったことから譲渡中止を決定したもの。
なお、同工場での生産活動は、2023年5月31日(予定)で終了し、2024年半ば(予定)に同工場を閉鎖する。
[※1]同譲渡の中止に伴い、2022年7月19日付で締結した、富士フイルムビジネスイノベーションとEVA社との基本合意書、およびFUJIFILM Business Innovation (China)とEVA威海との出資持分譲渡契約の双方につき、終了する合意書を、各契約当事者間で2022年10月23日に各々締結した。