富士フイルムBI オフィス向けワークブース「Remote cabin」販売開始、CocoDeskは増設で77台に
富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、7月7日から、オフィス内で周囲に気兼ねなくオンライン会議への参加や、集中して行う必要のある業務ができる環境を実現するワークブースとして、コマニー社製の「Remote cabin」(リモートキャビン)および「Remote cabin VV」(リモートキャビンダブル)の2モデルの販売を開始する。
同社は、2020年9月、東京メトロなどで展開している個室型ワークスペース「CocoDesk」の仕様に基づいて企画・設計したオリバー社製「ソロワークブース CocoDesk」を、ワークブース商品第一弾として販売開始した。続て同年12月にはオリバー社製「CAP-CELL 1 Person」(カプセル1パーソン)を、2021年6月には2人用ブース「CAP-CELL 2 People」(カプセル2ピープル)を発売してきた。
今回、エントリーモデルとして「Remote cabin」を加えることで、オフィス向けワークブースの取扱商品を5モデルに拡充することになる。
新たに発売する「Remote cabin」は、①内寸1,205㎜四方の長時間使用を想定した快適設計、②抗菌効果のあるHealth Bright Evolution®(ヘルスブライトエボリューション®)コーティングによる感染対策、③大掛かりな工事が不要な組み立て式による短時間での設置、④1人用モデル3クラスに加え2人用モデルの品揃えによる多彩な働き方への対応など、柔軟に、より快適なオフィス環境を提供する。
加えて、東京地下鉄との共創でサービス化した個室型ワークスペース「CocoDeskデスク」の設置をさらに拡大している。
東京メトロは従来の24駅43台に加え、「日本橋駅」「麹町駅」「押上駅」「飯田橋駅」「王子駅」「霞ケ関駅」「九段下駅」「清澄白河駅」の8駅に計13台設置(*霞ケ関駅は増設)。さらに、京王電鉄にも初めて「明大前駅」と「京王八王子駅」に「CocoDeskデスク」を計3台設置するほか、京浜急行電鉄では「京急川崎駅」に次いで「京急久里浜駅」にも1台設置する。
サービス開始以来、東京メトロや京急電鉄駅構内、都内のオフィスビルエントランス、横浜市内の商業施設やショッピングモールなどに計60台設置しており、今回新たに設置を決定した17台を加えると、計77台となる。