富士フイルム 来年2月からの印刷関連材料製品の価格改定を発表
富士フイルムは、この度、日本市場における製版材料などの印刷関連製品の価格改定を2020年2月1日より実施することを発表した。
同社は、製版材料などの印刷関連製品を市場に安定的に供給していくために、これまで生産効率の向上や経費削減など、コスト吸収に努めてきた。しかし、製版工程のデジタル化に伴い、アナログ方式で印刷版を作成する際に必要な製版材料などの需要が大幅に減少していることから、生産のコスト高を企業努力のみで吸収することは困難な状況にあり、今回の価格改定を実施することとなった。
価格改定の対象製品は、「製版フィルム」「フォトマスク用フィルム」「上記フィルム用の処理薬品」で、改訂内容はは25%以上の値上げ(標準ユーザー渡し価格の改定率)。実施時期は、2020年2月1日から。