富士フイルム 最新のコルゲート印刷ソリューションを紹介、GLOBAL CORRUGATED SUMMITが盛況
富士フイルムのグラフィック事業部門は、2015年11月から2016年1月末まで英国ケント州ブロードステアーズのFujifilm Speciality Ink Systems社(FSIS)UK工場はじめ、世界各地域の富士フイルムショールームで、英Inca社製のワイドフォーマットUVインクジェットプレス『Onset X』シリーズ(日本未発売)を中心とした最新のコルゲート印刷ソリューションを紹介するイベント『GLOBAL CORRUGATED SUMMIT』を開催した。
今回のイベントでは、富士フイルムが持つUVインクジェット技術や設備を活用して印刷物の付加価値をどのように高めることができるか、どれだけ可能性を広げるかを、セミナーや印刷実演、サンプル展示を通じて紹介。富士フイルムは、2001年より、Inca社とワイドフォーマットUVインクジェット機の開発を進めており、Inca社の拡張可能なシステム設計技術とFujifilmのインクジェットヘッドとインクの開発技術の融合により、業界を牽引してきた。コルゲート印刷の分野では、フラットベッドUVインクジェットプレス『Onset Xシリーズ』およびダブルロボットハンドリングシステム『Clinchtech』によりコルゲート印刷での自動化、高生産性を実現。また、富士フイルムがコルゲート印刷向けに独自に開発した、「OLインク」、「LMインク」は、従来のUV印刷で課題であった臭気を、フレキソ印刷同等まで近づけ、基材への適応範囲、有用性を拡大。アナログ印刷からの移行を可能にした。