富士フイルムBI 国際的な評価機関EcoVadis社によるサステナビリティ調査で最高位となる「プラチナ」評価を3年連続で獲得

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、国際的な評価機関EcoVadis社(本社:フランス・パリ)によるサステナビリティ調査において、最高位となる「プラチナ」評価を獲得した。プラチナ評価は、世界中の評価対象企業のうち上位1%に入る企業に与えられるもので、当社の同評価の獲得は3年連続になる。

EcoVadis社のサステナビリティ調査は、企業の「環境」「労働・人権」「倫理」「持続可能な調達」の4テーマにおける方針や取り組みを評価するもの。これまでに10万社(175か国、200以上の業種)が、同調査による評価を受け、多くのグローバル企業がサプライヤー選定に活用している。今回同社では、4テーマの中から「環境」と「持続可能な調達」において高評価を得た。

当社は、これまでに脱炭素社会の実現に貢献するため、オフィスで使用する複合機やプリンターの消費電力を低減する技術開発に取り組み、低温定着性を有するSuper EA-Ecoトナーの開発など、省エネルギー性能の向上を図ってきた。さらに、循環型社会の実現に貢献するため、「使用済み商品は、廃棄物ではなく、貴重な資源である」という考えのもと、性能や安全性を確認した上で積極的に部品をリユースしており、2022年9月には部品リユース率が最大84%(重量比)となる再生型フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-VI C RC」シリーズを発売した。また、持続可能な調達に貢献するため、環境、社会、企業統治などに配慮した調達をグローバルに推進している。取引先企業を「理念・方針を共有するパートナー」と位置づけ、CSR調達における方針の共有やCSR評価を行っている。評価結果に応じて、当社の環境・人事などの専門スタッフが取引先を訪問し改善点をアドバイスするなど、自社だけでなくサプライチェーン全体における労働環境の改善や環境保全に取り組んでいる。

当社は今後も、2030年度をゴールとした富士フイルムグループ のCSR計画「Sustainable Value Plan (SVP2030)」のもと、革新的な商品・サービスの提供による社会課題の解決と、サプライチェーンにおける環境・倫理・人権などの基盤強化に取り組み、サステナブル社会の実現にさらに貢献する企業を目指す。

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