富士フイルム 2021年開催の「interpack2021」と「drupa2021」への出展を中止

富士フイルムは、ドイツ・デュッセルドルフで2021年2月25日から3月3日まで開催予定の国際加工・包装産業展「interpack2021」と、2021年4月20日から4月30日まで開催予定の国際印刷・メディア産業展「drupa2021」への出展を中止する。

出展中止の決定は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が世界的に流行し、いまだ感染拡大に終息が見られないなか、来場される全ての顧客と従業員の健康と安全確保を最優先に考慮した結果、至ったもの。

社会全体で新しい生活様式が模索されるなか、印刷業界においても、オンラインの活用による非対面のコミュニケーションや製造現場のさらなる効率的な働き方が、今後一層求められることが想定される。
富士フイルムはこれまで、XMF Remoteによるオンライン校正や、完全無処理サーマルCTPプレートによる刷版現場の省力化、最高品質のデジタル印刷機Jet Pressによる少部数印刷やバリアブル印刷への対応など、印刷業界の課題を解決する様々なソリューションを提案してきた。「interpack2021」および「drupa2021」への出展中止を決定したが、今後、コーポレートサイトなどのWebサイトを活用したセミナーやバーチャル展示会などを通じて、商業・出版印刷、新聞印刷、パッケージ印刷といった幅広い分野の顧客先へ革新的なソリューションを提案し続けていくとしている。

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