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富士フイルム 富士フイルムRIPCORDを連結子会社化、連携強化しデータ利活用サービスの展開を加速

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、米Ripcord Inc.(本社:米国カリフォルニア州)との折半出資会社である富士フイルムRIPCORD合同会社を2024年3月29日付で連結子会社化した。今回米Ripcord社との間で締結した持分譲渡契約により、富士フイルムRIPCORDに対する同社の出資比率を77.5%に引き上げる。

富士フイルムRIPCORDは、2020年に同社と米Ripcord社が合弁で設立した会社で、ロボティクス技術とAIを使って大量の紙文書を高速で電子化し、データの自動抽出や自動仕分けなどを行うクラウドサービスを提供している。

同社は文書の電子化における高い生産性と品質、あらゆるドキュメントがスムーズかつセキュアに検索できるデータ閲覧環境を強みとし、これまで行政機関や自治体、企業におけるデジタルシフトに貢献している。

今回、同社は、End to Endでの顧客のDX実現に向けて、顧客の大量の紙文書を価値あるデータへ変換し、そのデータ活用を支援する富士フイルムRIPCORDの重要性が高まる中、意思決定の迅速化による連携強化の更なる推進を図るため、同社を連結子会社化した。

今後、同社はクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」で支援するオフィス環境で恒常的に発生するドキュメントデータから、富士フイルムRIPCORDが得意とするストックされた大量のドキュメントデータまでシームレスに連携させ、データ利活用サービスの展開を加速していく。

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