富士フイルム 印刷関連材料製品の価格を値上げ、10月1日から実施

富士フイルムは、日本市場におけるオフセト印刷用刷版材料などの印刷関連材料製品の価格改定を、2021 年10 月1日より実施し、値上げする。値上げ率は、PSプレートは15%、CTP プレート10%、刷版薬品15%。

同社は、刷版材料などの印刷関連製品を市場に安定的に供給していくため、これまで生産効率の向上や経費削減など、徹底してコスト吸収に努めてきた。

しかしながら、印刷物の需要減少に加え、昨今のアルミ地金を中心とする原材料価格の高騰や物流コストの上昇などのコストアップにより、企業努力のみで吸収することが困難な状況になったことから、価格改定を実施することとなった。

*改定する値上げ率は、標準ユーザー渡し価格の改定率(値上げ率)。標準ユーザー渡し価格はメーカーが希望するユーザー渡し価格であり、取引の目安となるもの。

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