富士ゼロックス 新特殊トナー「ピンク」発売でデジタル印刷の表現領域拡大
富士ゼロックスは、「Iridesse Production Press」の特殊色強化を目的に、新たに「ピンク」の特殊トナーを追加した。同社は、小ロットでデジタル印刷適性が高いコミック・雑誌の重版や同人誌、目を引く印象的なデザインが求められるPOP、リーフレット、カタログなどのマーケティングコラテラルで「ピンク」の需要を見込んでいる。
アジア・パシフィック地域では順次発売し、国内では3月13日に発売開始する。
新特殊トナー「ピンク」は、印刷物のデザインに用いることで、可愛らしさ、格好良さ、上品さなど表現の幅を広げる。他色トナーと重ね合わせて使用することで、CMYKの4色だけでは再現できない鮮やかなオレンジ、レッド、バイオレットなどの色を印刷可能で、企業のブランドカラーなどの特殊な色をより忠実に再現できる。また、ゴールドやシルバーなどの既存の特殊トナーとの併用で印刷表現が広がる。